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工学部電子工学科からWeb広告業界へ。実力主義の環境で着実にキャリアを積み上げ、歴代最年少マネージャーに昇格した岡野さんに、理系出身者の強みと成長のポイントを聞きました。
――まずは学生時代のお話から聞かせてください。
工学部の電子工学科にいました。就活を始めた頃は、周りの同期と同じように設計や工場系の理系職種を見ていたんです。でも会社説明会に参加していくうちに、なんだか自分には合わないな、と感じるようになっていきました。
――どういった部分で合わないと感じましたか?
仕事内容もそうですし、年功序列的な文化ですね。自分の性格だと、成果がちゃんと評価される環境じゃないと頑張りきれないと感じていました。理系職種で見ていた会社は、上の役職は年次が高い人で固まっているような会社が多く、実力があっても若いうちは活躍しにくそうだと感じたんです。
それで、自分は何が好きなんだろうと考え直したとき、ずっと好きだったヒップホップにヒントがありました。短い言葉で人の心を掴んだり、メッセージを的確に表現したりする技術に、純粋にかっこよさを感じていたんです。

その「言葉の力」で価値を伝えたり、人の心を動かす点に、広告の仕事との共通点を見出し、この業界なら自分の個性を活かせるかもしれない、と強く興味を持つようになりました。
ただ、就活は結構大変でしたね。研究室だと、周りは専門職でどんどん内定をもらっていくんです。そんな中、広告業界を受けている自分は、なかなか結果が出なくて、周りとの差に焦りや孤独を感じることもありましたが、なんとか乗り越えて今がある、という感じです(笑)。
――数ある広告会社の中で、なぜキーワードマーケティングを選んだんですか?
就職活動サイトで広告業界のインターンを探していた際、あえて「理系学生」をターゲットにしたインターンシップを開催していたのが、私が知る限りキーワードマーケティングだけでした。他では見かけなかったので、興味を持ちました。
インターンに参加した時、今の上司である田代さんが登壇していたのですが、理系出身で、当時26歳で最年少マネージャーだったんです。自分と歳の離れていない理系の先輩が第一線で活躍している姿を見て「自分も同じように活躍できるかもしれない」って、リアルに思えたんですよね。
――実力主義的な環境への期待もあったんですね。
そうです。田代さんが若くして昇格しているのを見て、ここは実力主義なんだろうなと。実際に「結果を出せば年齢に関係なく昇格できる」という話も聞いて、自分のモチベーションにも繋がりそうだと思いました。それに、他の広告代理店より残業が少ないというデータも魅力的でした。メリハリがある働き方ができそうだと感じました。
――実際に入社してみて、実力主義や成果評価は感じられましたか?
すごく感じますね。こうして昇格させてもらっているので、成果を出せば出すだけ認めてもらえる環境だと思います。これは、学生の時に見ていた理系職種では、なかなか叶えられなかった部分ですね。
――今年は、田代さんが持っていた最年少マネージャーの記録更新やアワードの最優秀賞など大活躍ですが、特に意識していることはありますか?

1年目の時から、とにかくインプットは頑張っています。会社の研修を待つより早く学びたくて、通勤時間にブログを読んだり、書籍購入制度で本をたくさん買って、早くスキルを身に付けたいという気持ちで必死に勉強しました。
仕事の進め方も工夫していて、頭がフレッシュな午前中にクリエイティブな作業や思考系の仕事を持ってきて、集中力が落ちてくる夕方以降に単純作業をまとめる、といった細かい工夫もしていました。
――ご自身の強みはどこにあると思いますか?
やっぱり「分析力」ですね。数値の変化にはすごく敏感だと思います。他の人だと見過ごしがちな数字の変化に気づいて、その数字の背景にある意味を読み解く仮説立ては、理系出身ならではの強みかなと思います。
大学時代の実験でデータを見て考察するレポートを書いていたので、ただ数値を扱うだけでなく、データから何が言えるかを考える力が身についていたのかもしれません。そもそも、数字を扱うことにストレスを感じないのも大きいですね。
――成果を上げる時のご自身の「勝ちパターン」はありますか?
クライアントとの交渉みたいなところは、正直あまり得意な方ではないんです。だからこそ、シンプルに広告の成果で認めてもらって、信頼を積み重ねていくスタイルですね。分析からクリティカルな施策を打って、PDCAを回していく。ここは自信を持っている部分でもあります。
――マネージャーに昇格されて、どんな変化や気づきがありましたか? また、最年少としての立場で感じることがあれば教えてください。
マネージャーになってから、動かせる領域がぐっと広がったと感じています。たとえばマネージャーミーティングに参加できるようになったことで、自分のチーム内にとどまらず、事業部全体に関わるプロジェクトにも意見を出せるようになりました。
以前から、チーム内の定常業務で「これ無駄だな」と感じる部分を地道に改善してきたのですが、今ではそういった気づきを、全体の仕組みにまで広げられるようになったことにやりがいを感じています。
最年少という立場ですが、こうした会議の場ではまったく発言のしづらさは感じていません。代表の瀧沢さんからも「現場に一番近い目線を持っているんだから、どんどん発言して」と背中を押してもらえていて、むしろ積極的に意見を求められることが多いです。
もちろん、会議では緊張もしますしエネルギーも使いますが、自分の発言によってチームが動いていく実感があり、大きなモチベーションにつながっています。
――最後に、理系出身で広告業界に興味を持っている学生にメッセージをお願いします。
うちの会社では、田代さんや私の他にも、本当に多くの理系出身者が活躍しています。
「理系だから広告業界はどうなんだろう」と思うかもしれませんが、理系ならではの論理的思考力や分析力を活かせる場面は、間違いなくあります。なので、理系だからって臆せずに、ぜひ自信を持ってこの業界に興味を持ってもらえればと思います!
理系出身というバックグラウンドを持ちながら、自分の「好き」を見極め、実力主義の広告業界で最年少マネージャーとしてキャリアを切り拓いた岡野さん。数値に強い素質だけでなく、地道なインプットや日々の工夫を積み重ねてきた姿勢も、活躍の鍵だということが伝わってきました。
また、「広告の成果で認めてもらい、信頼を積み重ねていく」というスタンスからは誠実さがにじんでいました。岡野さんの、自分の武器を活かしながら新しい環境に飛び込んだ経験は、多くの理系学生にとって大きな刺激になるはずです!
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