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「過去一手応えがあった」転換期を迎えるキーマケの内情。幹部が喫緊の課題と組織のあり方を議論

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キーワードマーケティングは、湘南の緑豊かな丘に佇む研修施設で、2024 年 9 月に1 泊 2 日の幹部合宿を開催しました。

前回の合宿から約 1 年。キーワードマーケティングは、瀧沢の代表取締役社長就任や、関西支社の設立、検索創出型マーケティングのローンチなど劇的な変化を遂げました。

合宿では社長を含めた計 8 名の幹部メンバーで、喫緊の課題に対するアクションプランの作成や、中長期の視点で考えるべき企業文化の変革に対する意見交換を実施しました。

今回は、合宿に記録係として参加した広告事業部の荻野が、合宿の様子をレポートします!

新社長が描く10年後にありたいキーマケの姿

合宿の序盤では、2024 年 3 月より代表取締役社長に就任した瀧沢による所信表明が行われました。

所信表明の中で印象的だったのは「キーワードマーケティングが提供している広告運用力や、ベクトルグループとのシナジーに本気で価値や誇りを感じている」という言葉でした。

その言葉からは、キーワードマーケティングに対する強く確かな自信が読み取れました。

これからについては、「組織の良い部分を守りながら大きく企業成長させ、10 年後には営業利益を今の 5 倍にしていく。自分の 30 代を現状維持のために賭けるつもりはない」と社長としての決意を明かし、合宿の士気を高めました。

▼社長就任時のインタビューはこちら

30代の若手幹部が経営層と喫緊の課題に向き合う

現在、ベクトルグループジョイン当初の課題だったグループ企業との連携も軌道に乗り、今年の 7 月には新サービス「検索創出型マーケティング(SCM)」のローンチや、ビジネス映像メディア「PIVOT」への出演で、多くのお問い合わせをいただきました。

しかし、着実に昨年の実績を上回る一方で、キーワードマーケティングが掲げた目標からはビハインドが生じている事実があります。

そのため、まずは喫緊の目標達成に向けて、今すぐやるべきこと、できることを幹部メンバーがブレインストーミング形式で洗い出しました

各メンバーそれぞれの視点からアイデアが次々と出され、用意していた模造紙はすぐに付箋でいっぱいになりました。以下、アイデアとして出された取り組みをいくつか公開します。

  • お取引き中のお客様に対する検索創出型マーケティングの紹介
  • キーマケが提供できるサービスを一覧化してお客様に共有
  • LPやサイトリニューアルの提案

出されたアイデアには、キーワードマーケティングが本来お客様に提供できるにも関わらず知ってもらえていないことや、本来お客様の成果に繋がるにも関わらず提案できていないことも多くありました。

様々なアイデアが出たことで議論が膠着するシーンもありましたが、社外取締役の戸崎さんから「どう実行まで落とし込むかが重要」という視点が共有され、まず何に取り組むべきか、その認識を揃えるところまで合宿で決めきることができました

安易な現状否定ではなく「未来のための前向きな提言」が集まる

合宿の後半では、組織体制や企業文化など、前半よりも未来志向で抽象度の高いトピックについて話が進められました。

キーマケの成長を支えてきた「ルール文化」の最適化

キーワードマーケティングには、ルールの整備を行うことで会社やメンバーの成長、そして「いい組織」作りが行われてきたという歴史があります。

しかし、今回の合宿ではそのルールが、一部で業務効率を悪化させていたり、メンバーの自主性を奪っていたりするのではないか?という意見が挙がり、幹部メンバーの率直な意見を募りました。

ルール化しすぎない「カオスの許容」が必要だと感じるメンバーがいる一方、着実に成長するためにもルール化は必要という考え方を持つメンバーもいたため議論は深く展開していきました。

最終的には、ルールを撤廃するか・保持するかという二元論的ではなく、必要なルールは何か?不要なルールは何か?という細やかな最適化が必要だという結論に至りました。

若手メンバーが期待と責任を背負って活躍できる組織に

若手メンバーに対する思いを聞く場面では「もっと若手社員が活躍しやすい組織にしたい」という想いが幹部メンバーの共通認識であることが分かりました。

そのためにできることとして、若手メンバーが適度にプレッシャーを感じる場面や緊張感のある空気感の醸成が必要であるという意見も挙がりました。

私にとっては非常に耳が痛い話ではありましたが、確かにいま置かれている環境が働きやすいと感じつつも、この環境に甘えすぎてしまうと「ぬるま湯状態」になってしまうのでは?と焦りを覚える瞬間もあったため、今のキーワードマーケティングに必要な議論だと感じました。

このように、合宿後半では、組織の拡大と共に、これまでのやり方や文化を見直していく意見が多く挙がり、転換期が訪れていることを感じました。

参加した幹部メンバーの感想

合宿の最後には、参加者全員で合宿の感想を発表しました。本記事でも一部ご紹介いたします。

  • 過去一手応えのある良い時間を作れた。戸崎さんからの意見もあり学びも多かった(広告事業部 シニアマネージャー 田代)
  • 例年よりも時間が過ぎるのが早く感じられた。今後は「合宿前合宿」で課題を整理してから実施したい(R&D室 室長 川手)
  • 普段は違うポジションを担う幹部メンバーと共通認識を作れてよかった。今後は現場のメンバーと一緒に協力して組織を作っていきたい(マーケティング マネージャー 松本)

広告事業部の部長職以上のメンバーに絞って少人数での合宿開催となったことや、社外取締役の戸崎の参加もあり、これまで何度か合宿に参加しているメンバーにとっても、今回の合宿は濃密で有意義な時間に感じられるものだったようです。

あとがき

私自身、初めての合宿参加で、幹部メンバーが視座の高い意見を交わし合う場に圧倒されてしまう瞬間もありましたが、組織をより良くするための方法を考えたり議論に参加したりと、学びの多い経験ができ本当に参加してみて良かったなと思いました。

合宿に参加以降、「自身の成長」だけでなく「組織の成長」という観点で物事を考えることが増え、ビジネスパーソンとして成長できている実感があるので、来年以降も機会があるなら絶対に参加したいと思っています!

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