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【20周年総会レポート】10年先の未来を議論し、過去の挑戦を認め合った1日

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2025 年 1 月、キーワードマーケティングは設立 20 周年を記念した全社総会を開催。東京本社と関西支社、九州佐賀支社の 3 拠点のメンバーが東京に集結しました。

今回の記事では、参加したメンバーから特に好評だった「キーマケのこれからの 10 年を考えるワークショップ」と、キーマケ初開催のアワード「Keyword marketing Excellent Awards 2024」の様子をお届けします。

全社総会の概要

設立から 20 周年を迎えた昨年の夏から、約半年間の準備期間を経てようやく開催となった今回の全社総会。企画から当日の進行、グッズなど、すべての工程を社内メンバーで実行した一大プロジェクトでした。

当日のタイムスケジュールは以下の通りです。

総会オリジナルデザインのタイムスケジュール

朝から夕方までは、東京オフィスのスタジオで他拠点メンバーとの交流やレクレーション、ワークショップを実施し、夜には、会場を変えて「Keyword marketing Excellent Awards 2024」が執り行われました。

「私はこう考える」代表からの問いかけにアイメッセージで答えたワークショップ

全社総会では、これまで年に 1 回おこわれる幹部合宿で、幹部メンバーが実施していたワークショップを初めて「全社員で」実施するチャレンジをおこないました。

普段は、各メンバーごとに役割に合った責任や権限をもって仕事を進めていますが、今回のワークショップでは、全社員が経営視点を体感できるように、自身の立場を気にしない自由な発言を求めました。

立場に関わらず『私はキーマケの未来についてこう考えます』と意見を出すことや、他のメンバーの考えに触れることで、今後の仕事の原動力を見つけてもらえる場に設計しています。

また、今回は社外取締役の戸崎さんにファシリテーションを依頼し、挙がった意見の整理や深掘りをしてもらいました。

運用型広告の仕事は、分業でやるべき?一気通貫でやるべき?

代表取締役社長 瀧沢

代表からメンバーへ「運用型広告の仕事は、分業でやるべき?一気通貫でやるべき?」という問いかけが挙がりました。

現在キーワードマーケティングでは、運用型広告の戦略の策定や分析を担当する広告運用チームや、リードの獲得から受注までを担当するセールスチーム、広告運用のオペレーション業務を担当する九州佐賀支社など、業務をある程度切り分けて、各部門がそれぞれの専門性を発揮できるような体制をとっています。

そのうえで今回は、メンバー全員で未来のキーワードマーケティングの運用体制がどうあるべきか意見を出す場を設けました。

「どちらかと言えば分業で行うべき」派が多数

全体としては、「どちらかと言えば分業で行うべき」を選択する人の方が多い結果となりました。

実際に挙がった声をご紹介します。

「どちらかと言えば分業で行うべき」の意見
  • 一定のクオリティを担保して売り上げを上げていくためには、強みを活かして尖らせるほうが良い
  • 人によって得意不得意はあるので、分けた方が個々の強みを生かせるし、モチベーションにも繋がるのではと思う
  • 強みを活かせるほうが伸び伸び働けると思うため。 ノウハウを横展開することで、結果的に効率よくできる部分も多いと思うため
  • マルチな人材は採用難易度が高いと思うので、採用に課題がありそうな現状を考慮すると分業のほうがマッチするのではないかと思いました
「どちらかと言えば一気通貫で行うべき」の意見
  • コミュニケーションコストが減り、当事者意識が高まると思うから。また市場価値も高まると思う
  • 1人が把握して運用する方が、顧客理解にもつながる上に事業を見る視点が身につくと思う
  • マルチにできれば人が欠けても穴を埋められる。色々な経験した方が成長も早い気がする

この他にも「分業は連携が取れていることを前提とするべき」という意見や「基本は分業が良いと思うが、案件によっては一気通貫を取り入れた方が良い」という意見も挙がり、二者択一に留まらない声が集まりました。

社外取締役からのコメント

社外取締役の戸崎さんからは「広告業界に長く携わる身としては、このテーマは揺り戻しが何回も来るようなものだと考えています。”とな芝論”(隣の芝生は青く見える)になりやすく、分業の時は一気通貫が良く見え、一気通貫の時は分業が良く見えるもの。今後キーマケが獲りに行こうとするものや、目指すべきものによって選択されていくので、どちらになっても楽しめる気持ちを持っておくとよいと思う。」とコメントをいただきました。

定量目標のみを評価する現状への課題感は?

次の代表からの問いかけは「定量目標のみを評価する現状への課題感は?」でした。

現在キーワードマーケティングでは、昇給は「定量目標の達成具合のみ」を評価の対象としています。評価者に依存せず公平性があり、離職率が減ったといった効果はありましたが、一方で「定量目標を達成できていないと、新たな挑戦がしにくい」という声もあり、この場で改めてメンバーの率直な意見を聞く機会を設けました。

定量目標のみを評価する「現状維持」派が多数

全体としては、現状通り「定量目標の達成具合のみ」を評価する方がよいと考えるメンバーが多数でした。

実際に挙がった声をご紹介します。

現状維持派の意見
  • 定量がある人は、定性的に評価してみても優れていると感じることが多いように思う。また逆は運用に関しては、ほぼない
  • 目標が具体的な数値で提示されているため、そこに対してのアクションの部分が考えやすい、数字の部分を評価されるため基準が分かりやすい
  • 目標が明確な分、結果も明確にでるため、次の達成に向けて動きやすいのでよいと思う
定性評価を含めた方が良い派の意見
  • 定量目標だけだとクオリティに時間をかけられないことがあるため、定性評価もあった方がよい
  • マネジメントの成果や会社のバリュー、行動指針も評価対象に入れても良い気もする
  • 数字に落とし込みにくい活動(業務)が今後増えると、定量だけの評価は課題になるかも

その他にも「部署によっては定量評価がフィットしない可能性もある」という声や「定量目標を達成した先の評価基準も設けたい」という声が挙がりました。

社外取締役からのコメント

戸崎さんからは「 7 つの習慣でいう第一領域(緊急度が高い×重要)が定量目標に絡んでくるのだが、ここだけを突き詰めてしまうと疲弊してしまうので、今後第二領域(緊急度が低い×重要)をもっと目標に絡められると良いと感じました。第二領域に向き合うことで、業務全体への向き合い方が変わったりすることもありますので、ぜひ意識してみてください」とコメントをいただきました。

ワークショップに関する参加者のコメント

  • 経営視点という普段は意識しない視点から会社を見ることができ、刺激になりました。自分の意見を言うのは緊張しましたが、発信すること自体が大事だなと思えました
  • 自分含む若手メンバーの意見が聞けたのが良かった。また、中途や佐賀など自分では見えない視点からの意見も聞けたのが新たな気づきにもなった
  • 経営視点でのワークショップだったことで、自分が課題を感じている点も組織の視点でみると解決が難しそうであること(あちらを立てればこちらが…状態など)を体験できた

「この賞が一番欲しかった」初のアワード開催でメンバーの熱気が高まる

全社総会の最後には、場所を変更してキーワードマーケティング初となるアワード「Keyword marketing Excellent Awards 2024」を開催しました。

今回のアワードは「後輩の良い見本になってくれている」「数字には表れない形で会社に貢献してくれている」といった、定量評価だけではスポットライトが当たりにくい取り組みを称賛する場を作りたいと企画しました。

各部門の受賞者

クリエイティブ部門

2024 年 3 月から 12 月までの間にキーワードマーケティングで制作し配信したクリエイティブの中で、数値改善やデザイン、新奇性といった項目から優れている作品をアンケートにて募集しました。

アンケートで得票数の多かった 3 つのクリエイティブ担当者が、総会当日に 90 秒のピッチを実施し、会場の拍手の大きさで大賞を決定しました。

ピッチの結果、大賞を受賞したのは広告運用コンサルタントおぎのと、デザイナー山下のペアでした。

(左)広告運用・コンサルティング部 おぎの(右)九州佐賀支社デザインチーム 山下

オペレーション部門

広告運用のオペレーション業務を専門に行う佐賀支社のメンバーが対象となる部門。

難易度の高いタスクの受注数が多くミスが少ないメンバーを「最優秀タスク賞」「最優秀月次賞」「最優秀ルーティン賞」の 3 つの賞に分けて表彰しました。

「最優秀タスク賞」を受賞したのはみや、「最優秀月次賞」を受賞したのはまつ、「最優秀ルーティン賞」を受賞したのはたかなみでした。

(左)広告運用オペレーションチーム たかなみ(中央)広告運用オペレーションチーム まつ(右)広告運用オペレーションチーム みや

メディアブランディング部門

オウンドメディアに大きく貢献した記事を表彰しました。今回受賞作品として選ばれたのは全 7 記事。

選出された記事の詳細や選出理由は こちらのブログ記事 でご覧いただけます。

7 作品の中でも見事メディアブランディング大賞に得ればれたのは、小島さんが執筆した「今すぐできるYouTubeショート広告」の記事でした。

(中央)小島

粗利賞

2024 年 3 月から 12 月までの間に最も粗利を稼いだメンバーを、セールスチームと広告運用コンサルタントチームから 2 名表彰しました。

選ばれたのは、フィールドセールスの高島と広告運用コンサルタントの高橋でした。

(左)マーケティング部セールスチーム 高島(右)広告運用・コンサルティング部 高橋

特別賞(モメンタム)

モメンタムとは「勢い」を表す言葉です。今年度最も勢いのあったメンバーを全部署を対象にアンケートで調査。調査結果をシニアマネージャーと協議し、受賞者を決定しました。

モメンタム賞を受賞したのは、管理部で採用業務をおこなう星川。マイナビインターンシップEXPOでリード数昨対比 519 %を達成したことが評価され、受賞に至りました。

管理部 星川

挑戦賞

キーワードマーケティングの共通価値観のうちの 1 つである「挑戦」を体現したメンバーを社員アンケートの結果を元に表彰しました。表彰対象者は東京と佐賀からそれぞれ 1 名選出されました。

東京の挑戦賞に選ばれたのはおぎの、佐賀の挑戦賞に選ばれたのはふくともでした。

おぎのは昨年の幹部合宿に書記として参加し、合宿アクション推進担当として精力的に事業部全体をリードする姿が評価されていました。ふくともは新卒でありながら多くのタスクに取り組む姿が評価され、票が集まりました。

(左)広告運用・コンサルティング部 おぎの(右)広告運用オペレーションチーム ふくとも

若手最優秀賞

表彰式のフィナーレを飾るのは「若手最優秀賞」と「最優秀賞」の 2 部門です。

「若手最優秀賞」は新卒入社 3 年未満のメンバーの中で、目標を達成し会社に広く貢献したメンバーをシニアマネージャーとの協議によって 1 名選出しました。

受賞したのは、広告運用コンサルタントの鹿志村。入社後にすぐに戦力となって活躍してくれた点やミスの少なさ、クリエイティブの強みが高く評価されました。

広告運用・コンサルティング部 鹿志村

鹿志村

この度はこのような賞に選んでいただきありがとうございます。いつもトレーナーや上司、佐賀の皆さんなどいろんな方に支えられながらお仕事をさせてもらっています。これからも長く頑張りたいと思いますので、よろしくお願いします。

最優秀賞

最優秀賞に入賞したのは、広告運用コンサルタントの池見、吉田、岡野の 3 名。この中から最優秀賞 1 名が選ばれます。

まずは 3 名の選出理由を、広告事業部 統括部長の田代がコメントしました。

広告運用・コンサルティング部 田代

田代

池見さんは、運用開始から 2 か月で他の媒体の運用を任せてもらえるほどクライアントからの信頼が厚いです。現在役職としてはトレーナーですが、マネージャークラスの目標を達成してくれています。また、急成長している若手メンバーを育てたという点も選出に繋がりました。

吉田さんは、クライアントから大幅な増額の依頼を受けている点や、マネージャー代理であるにも関わらず、マネージャーの目標を 5 か月連続達成している点を評価しました。今年度は、新卒面接の面接官としてファシリテーションもできるようになり、非常に成長しています。

岡野さんは、社内の「予算アップ連絡部屋」で増額の報告を行う回数が断トツTOPでした。目標はもちろん、マネージャー目標まで 12 か月連続で達成してるのも評価に繋がりました。また、あと1か月目標を達成すると歴代最年少のマネジャー誕生となります。

以上が、入賞者へのコメントでした。

キーワードマーケティング初となる「Keyword marketing Excellent Awards 2024」で、栄えある最優秀賞を受賞したのは・・・広告運用コンサルタントの岡野でした!

広告運用・コンサルティング部 岡野

岡野

まじでうれしいです!めちゃくちゃいい賞をいただけましたけど、ここで満足せずにさらに高みを目指していきたいと思います。ありがとうございました!

アワードに関する参加者のコメント

  • 選ばれた人はもちろん、選ばれなかった人も仕事に対するモチベーションが上がるだろうなと思った企画でした。全員が、ステージに上がった人を称えて盛り上げていて、とても良い時間だったと感じました
  • あまりキーマケ社員に熱いイメージはあまりなかったが、そのイメージが変わった。高橋さんの「この賞が一番欲しかった。譲る気はない」という言葉がとても印象に残っている
  • 自分の関わりのある方が受賞されているのをみて嬉しい気持ちになったと同時に、自分も受賞できるような人材になりたいと思った

総会まとめ

今回の総会では、拠点や職種、年次を超えて、メンバー同士のつながりを深めることができました。普段はオンラインで働くことも多い中「直接会って話せる時間が嬉しかった」という声もたくさんあり、会社全体の一体感を改めて感じられる1日になりました。

今回紹介したワークショップやアワードの他にも、キーワードマーケティングオリジナルグッズの配布や、キーマケガチャガチャ、一夜限りで結成されたキーマケバンドなど、参加者が楽しめる工夫が随所に凝らされていた点も好評でした(記事の最後に写真でご紹介しています)。

キーワードマーケティングには、年次や職種に関係なく挑戦や成長が評価される環境があります。「こんな環境で働いてみたい」と思った方は、下記の採用情報をチェックしてみてください!

採用情報

東京中途採用

広告運用コンサルタント・フィールドセールス・ブログ編集職・採用スタッフなど、各職種で積極的に採用をおこなっています。

採用情報(東京・中途採用) | キーマップ|株式会社キーワードマーケティング

キーワードマーケティングでは、一緒に『誰かの人生の、分岐点になる広告を。』というミッションの実現を目指してくれる仲間を募集しています。

佐賀中途採用

Web 広告運用オペレーション職、Web 広告プログラマー職、Web広告デザイナー職を募集しています。具体的な業務内容は下記ページでご確認ください。

おまけ:ワークショップやアワードの他にもこんな企画が

社員に配られた総会オリジナルグッズ。創業記念日の誕生果をモチーフにした黄色のデザインを採用
キーマケ社員の乾杯の音頭「志は高く、CPAは低く」もグッズ化。総会の打ち上げでも大流行しました。
ランチタイムに突如登場したオリジナルガチャガチャブース。ガチャマシーンも20周年オリジナルデザイン。
目当てのキーホルダーを求めてトレード希望者が続出。「ヲタク心をくすぐられとても楽しかった!」との声も
某番組のオマージュしたクイズ大会。某テレビ番組のようなクオリティに参加者も大盛り上がりでした。
決勝戦は早押しクイズ。キーマケ社員の常識問題からガチの超難問まで幅広く出題されました。
サプライズ企画のキーマケバンド。ポルノグラフィティ、SUPER EIGHT、スピッツの人気楽曲を披露。
サプライズ演奏であるにも関わらず、一体感のあるコール&レスポンスが巻き起こっていました。
夜の部の会場では、豪華食事とお酒が提供されました。非日常の空間で同士の交流も深まりました。
総会実行委員限定のオリジナルパーカー。「お金を払ってでも欲しい!」という声もありました。

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