マーケティングチームのリサです。
今回は 2017 年に新卒入社後、歴代最年少の 26 歳で広告運用チームのマネージャーに昇進した田代さんに再びインタビューしました。
大活躍中の若手マネージャーのリアルな一面を、ぜひご覧ください!
前回のインタビューで宣言されていたとおり、入社から 2 年半、26 歳という若さでマネージャーに昇進しましたね!本当におめでとうございます!お気持ちはいかがですか?
ありがとうございます。「次の目標はどうしよっかな」という感じです(笑)。
田代さん、相変わらずクールですね(笑)。「マネージャーになりたい!役職を上げたい!」という思いはもともとお持ちでしたか?
いえいえ、出世欲はまったく持っていませんでした。「自分の市場価値を上げたい」といった欲すらなく、「アットホームな環境で働きたい」というのが新卒当時の僕の思いです。怒ったり怒られたり感情を出すことがあまり好きじゃないので、楽しい仲間と楽しく仕事ができればそれで十分だと思っていたんですよね。
意外です!では、マネージャーになることを意識しはじめたのはいつからなのでしょうか?
入社 2 年目の終わりですね。実はその当時、同期や慕っていた先輩がそろって会社を辞めてしまったんです。ちょうど組織が変革の時期にあったからなんですが、社内に課題が山積みだったことも事実で。正直なところ、「もっとこんな組織だったらみんな辞めなくてもよかったかもしれない」と思うところがありました。
そんな状況だったので、「これから自分の力で組織を変えていきたい」「いきなり組織全体を変えることは難しくても、まずは自分のチームを持ってそこから守れるようになりたい」と強く思うようになりました。そのためには、やっぱり役職に就く必要があったんですよね。
そんな思いがあったんですね・・・!たしかに、現在(2020 年度)は約 8% と離職率は低いものの、当時(2018 年度)は離職率約 25% という状況でした。田代さんを筆頭に既存メンバーの努力があって、”辞めることを考えなくてもいい組織”へポジティブに変化できているのではないかと思います。
・・・ぶっちゃけ、そのとき田代さんも辞めようと思わなかったんですか?
頭の中で一瞬考えはしましたね。ただ、元上司で慕っている先輩の一人でもある瀧沢さんが取締役 COO に就任されたので、これから組織は変わっていくはずだという期待がありました。それに僕は人見知りなので、転職して 1 から人間関係を築くのがめんどくさいなって思っちゃったんですよね(笑)。
そうだったんですね。同期が辞めてしまった中でも田代さんが会社に残ってくれたことは、経営陣にとって非常に心強かったと思います。
そこからマネージャー昇進を実現された田代さんですが、昇進には定量目的の達成が必須です。成果を上げるために取り組んでいたことをぜひ教えてください!
定量目標の達成は、そもそも降ってきた案件の予算が大きいかどうかに影響を受けるため運もあります。すべて自分の実力だとは思っていません。ただ、新規案件を任せてもらうために営業の提案資料作成にめちゃめちゃ協力する、というのは明確に意識してやっていました。営業支援回数は当時 1 位で、2 位とは 1.5 倍ほど差があったと思います。
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既存のお客様の広告運用をゴリゴリ進めながら営業にも協力すると相当忙しいはずなんですが、田代さんのすごいところはほぼ残業せずにパッと帰っちゃうところですよね・・・!
効率化はわりと得意だと思いますね。タスクは後輩にうまく振り分けつつ自分は自分にしかできない業務をやるといったところは大事にしています。あとは、仕事が終わったらすぐ家に帰ってゲームをしたいので、日中ものすごく集中しているというのもありますね(笑)。
たしかに、メンバー間で桃鉄をやったときの田代さん、イキイキとしてましたね!(笑)
負けず嫌いな性格なので(笑)。
前回の取材で「負けず嫌いが仕事のモチベーションになっている」というお話もありましたが、幼い頃からずっと負けず嫌いなんでしょうか?
昔からですね。
同期が辞めてしまって以来、仕事で比べられる対象が必然的に先輩方になりました。「先輩だから負けても仕方がない」ではなく、「先輩にも負けていられない」という気持ちを自然と持つようになりました。この反骨精神は定量目標の達成に影響していると思います。
田代さんが成果を出し続けられる秘訣は、負けず嫌いな性格にあったんですね。
ここからはマネージャーとしての役割についてお聞きします。1 年半ほどマネージャーをやってみて、なにか自分の中に変化はありましたか?
今までは自分に課された定量目標を達成することが一番でしたが、メンバーの力を引き出したり伸ばしたりすることに注力するようになりましたね。日々難しいなと思いながらチームのメンバーと向き合っています。
メンバーを育てる上で、一番大事だと思っていることをぜひ教えてください!
新しいチャレンジの機会を意図的に提供することですね。本人からすると不安も大きいと思いますが、やったことない商品や予算の案件をあえてやらせます。そうすると自然と強みや弱みが見えてくるので、その次は強みを伸ばしてあげられるようにサポートします。強みって、いろんなことにチャレンジするなかで探っていくしかないと思うんですよね。
なるほど。新しいチャレンジはメンバーのモチベーションアップにもつながりそうですね!その他にもマネージャーとして心掛けていることはありますか?
そうですね、コミュニケーションは普段からたくさんとるようにしています。周りからうるさいと思われていそうなくらい、よくしゃべりますね(笑)。
たしかに田代チームは、広告運用事業部の中で一番にぎやかで楽しそうな印象があります(笑)。
やっぱりマネージャーをやっているとどうしても厳しい指摘をしなければならないタイミングがあるんですよ。心理的安全性を保つためでもありますが、少しでも受け取り方が緩和されるよう、普段から壁をとっぱらったコミュニケーションをとるよう工夫しています。
2019 年より「辞めることを考えなくても良い組織づくり」の一環として始まった取り組み。キーワードマーケティングでは、上司・部下・同僚などの様々な人間関係において遠慮なく頼ることができる組織を目指すため、信頼関係のバロメーターとして定義。2020 年に実施した社内調査では 67% が「遠慮なく相談できている」と回答している。
そういう意図があったんですね!
ネガティブなフィードバックってやっぱりめちゃめちゃ難しくて、反省も多いんですよね。「マネージャーという立場上伝えるけど、もちろんあなたの気持ちもわかるよ」と、心のケアをしつつ立場上やるべきことを遂行する。このバランスが大事だと思っています。
とくに経営陣から降りてきた内容はそのままメンバーに伝えてしまうと厳しい言葉に受け取られてしまうこともあるので、十分気をつけていますね。
いよいよ最後の質問です。田代さんがこれからチャレンジしたいことを教えてください。
人事周りにもっと入っていきたいと思っています。メンバーが辞めずにすむ、働きやすい環境でしっかり成果出せるような組織を作るためにマネージャーになったので、それを実現していきたいですね。いまは自分のチームだけですが、広告運用事業部全体、キーワードマーケティングという組織全体に広げられたら本来自分がやりたいことに近づけると思っています。
メンバーの育成に関してももっと改善していって、自分と同じようにマネージャーとなるような後輩を育てていきたいですね。
前回のインタビューでの「最年少マネージャー」になりたいとお聞きしてからわずか 5 ヶ月で有言実行しマネージャーに就任された田代さん。そんな姿を間近で見ている後輩メンバーからは、「田代さんみたいになりたい!」という声も聞こえてきます。
田代さんに育てられマネージャーになる後輩が現れること、今よりもさらに成果が出しやすく働きやすい環境が実現することが楽しみです。
インタビュー協力・執筆:まこりーぬ(ライター)
編集:リサ
撮影:瀧沢
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「カジュアル面談」は選考の前段階で、面談を通じてお互いの認識のズレをなくしたうえで、それでも選考を希望される場合にかぎり応募書類(履歴書・職務経歴書)をお送りいただいています。