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東銀座から築地へ – キーワードマーケティングさらなる飛躍を目指して

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滝井です。

キーワードマーケティングは、人員拡大を目的として3月25日(月)より東銀座から築地へオフィスを移転しました。オフィスの格としては「2ステップアップ」という感じです。

株式会社キーワードマーケティング
入居したビルの1階エントランス。かなりオシャレです。
日比谷線築地駅から徒歩4分、有楽町線新富町から6分。本願寺と聖路加大学の中間あたりです。

なぜ、築地なのか

東銀座から築地と聞くと、なぜ今「築地」なのかと思う方が多いのではないでしょうか。

ひとつは、「できるだけ社員の通勤変更の負荷をかけたくなかった」というのがもちろんあります。1駅近くなったり遠くなったりするぐらいであれば大きな影響はないだろうと考えました。

次に、なぜIT業種にも関わらず、渋谷や新宿、港区ではなく「中央区」にこだわるのかという点ですが、これは『ウォーターフロント(湾岸)の未来は常に明るい』という理由からです。

私は、幼少期から千葉の美浜区(幕張メッセ近く)という湾岸地域で育ち、ウォータフロントの劇的な発展を間近で見続けてきました。

いうまでもなく、日本の経済は「東京一極集中」です。(もちろん、地方ならではのビジネスチャンスはいくらでもあるのですが、事業としての拡大を目指すなら東京でやることはどうしても必須です)。

この東京という場所は、あまりにも人口が多くビジネス拠点としての土地の価値が一極集中しているため、「街の開発・整備」というのが大変なのです。権利関係が複雑だからですね。

例えば、渋谷駅の開発はもう10年以上前からやっていて、工事で様々に迂回させられるからもうなんか迷路のようになってますよね。

ゆえに、『東京ディズニーリゾート』のような「日本全体に影響を与えるような大型開発」は、すべからくウォーターフロントに行くことになります。埋立地は私有地や利権のような概念が少ないため、大型の計画開発をしやすいのです。

東京オリンピック全43会場のうち、13会場がウォーターフロントで行われる

さて、現在の日本で「日本全体に影響を与えるような大型開発」といえば、オリンピックですよね。みなさんは、オリンピックの会場とか選手村ってどこになるかご存知ですか。

実は、全43会場のうち13会場が、晴海、有明、お台場などのウォーターフロントで行われます。都心の銀座からバスで10分程度、歩いてでも行ける距離です。

特に注目なのが、晴海ふ頭(築地から徒歩圏)周辺につくられる選手村。

なんと17,000人を収容できる、大量の選手・マスコミ関係者用の居住マンションがつくられるのですが、オリンピック終了後は即座に一般住居用に代わり、ひとつの大型の街開発が予定されています。もう来年のことですよ。

そこで、大量の観光客や選手がスムーズに移動できるように、銀座-築地-勝どき-晴海-豊洲-有明-台場のいわゆる『東京湾岸エリア』では、オリンピックを契機に開発が徹底的に行われているんですね。これは私が8年前からこのあたりに住んでいるので、劇的な変化を日々実感しています。

駅構内の拡大は銀座駅周辺だけでなく、勝どき駅などにも及び、道路も大きく変化していて日々快適になっています。

引っ越し先の築地のオフィスは目の前が大きな公園なのですが、オリンピック投資の流れに乗ってフルリニューアル工事の真最中で、もう少しで満開の桜の中、花見を満喫できそうです。

また、あまり知られていないのですが、築地市場が移転してすぐにウォーターフロントに直結する道路が新たに開通しました。

築地市場の移転に際しては色々ありましたけど、豊洲新市場というウォーターフロントだから移設でき、新しい幹線道路も引けるわけです(おかげで晴海通りの渋滞はかなり緩和されました)。

こういった、「大動脈になるような道路を一本追加する」なんて芸当は渋谷や新宿だと地権が複雑すぎて不可能なんですよね。晴海から新しい豊洲市場を通り、お台場に抜ける道路はレインボーブリッジを一望できる美しさとともに、とても広く快適で自転車専用道路もたくさんあります。

晴海地区将来ビジョン検討委員会資料より

 

画像引用元:「晴海地区将来ビジョン」について 中央区ホームページ

つまり、オリンピックを契機に中央区では「街開発」の投資が莫大に行われていて、交通やインフラが快適にどんどん変わっているんですよね。銀座からウォーターフロント寄りの築地や晴海を含めたビジネス街の価値は、今後1、2年で急速に高まっていくだろうと私は予測しています。

ビジネス拠点と満員電車・渋滞

東京に住んだり働いたりすることはメリットも大きいですが、「満員電車と道路の渋滞」が大きなデメリットとなりますよね。

ところが、東京だったらどこでもひどい状態かというと実はそうでもないのです。これには理由があって、東京の「ビジネス拠点」と「居住人口」には大きな偏りがあるんです。

下図は東京都の人口分布です。

東京都の人口分布図

 

出典:住民基本台帳による東京都の世帯と人口

千代田区の皇居を中心として外側に行くにつれて人口が増えます。中でも突出しているのが左下(南西)の世田谷区で、2位の練馬区72万人を大きく引き離して90万人です。

さらに、下記図が「昼間人口」です。つまり、住んでるわけじゃないけど働きにきたり通学で来ている人数はこうなります。

 

出典:東京都昼間人口の予測(統計表)

新宿区、港区、千代田区が80万人を超えていて、一気にふくれあがっています。これから言えることは、皇居を東京都の中心として考えるなら、明らかに混雑しているのは西側だということです。

利便性を考えるなら、オフィスの場所としては渋谷区、新宿区、中央区、港区あたりにせざるを得ないのですが、西側にオフィスを構えたなら、結局日本の満員電車や渋滞に拍車をかけることになってしまいます。

中央区にオフィスを置き、居住地を東側や南北にしたならば、少なくとも朝の満員電車は確実に避けることが可能になります。

実際にキーワードマーケティングへ首都圏以外から引っ越してきてくれているメンバーには、スカイツリーやソラマチのある墨田区や中央区の南、江東区などをおすすめしています。

例えば曳舟から浅草線で築地まで来るのにわずか20分程度ですが、9時半出社ならば座れないまでも確実に空いた状態、ノンストレスで来ることができるわけです。

そもそも墨田区や中央区は居住人口が少ないですし、昼間人口がそれほど過密してないビジネス拠点へ行くのなら、満員電車になるはずがありません。

前述の晴海の大型街開発のところにでも住むならば(家賃はそれほど高くないはず)、築地へは整備されたばかりの自転車専用道路を走りながら15分程度で来ることすら可能になります(本気で社寮でもつくろうかと思っているくらいです)。

西側の良さはプライベートで満喫しよう

もちろん、東京の西側、特に神奈川県を含めた西南方面が人気なのはわかっています。若い世代の文化発信の面だったり、西側にしかないお店があったり。

そういったイメージの良さが、渋谷のIT業界へ、地方出身の優秀な人材をひっぱってきた貢献はすごいものがあります。ただ、もういくらなんでも過密すぎですよね。

仕事や住環境は東側でいいじゃん、というのが私の根本的な考えです。

東側に住んでいたって、広尾にも恵比寿にも20分くらいですぐ行けるんですから、プライベートで満喫すればいいじゃないですか。東京の渋滞や満員電車の問題は、事業家や経営者が東西のバランスを考えるだけでも将来的に十分緩和が可能だと思います。

中央区と築地の “ルーツ” としてのすばらしさ

もうちょっとだけ地元アピールをすると、中央区というのはもともと日本橋を含めた江戸城の城下町で、銀座の発展は江戸時代に「金座・銀座」という貨幣製造所が今の場所に移転されてから始まったんですね。

また、明治維新の頃の築地では、軍艦操練所で教育をしていたり、外国人行使の住居が置かれたりしていたりと、大変由緒正しい土地柄です。

ちなみに、勝海舟が海軍を教育していた軍艦操練所跡地は、築地オフィスから歩いて5分の場所にあります。

さらに、大正時代の頃には新聞社があつまって商業と情報発信をしていた場所でもあります。

実は、築地オフィスは「旧日刊スポーツ印刷所のビル」をフルリノベーションした物件なんですね。私はこういう歴史ロマンや日本人としてのルーツを感じられるような場所で商売をしたいわけです。

築地オフィスのこだわりポイントをご紹介します

ほぼ新築

フルリノベーション物件なので、ほぼ新築感覚です。とってもきれいでモダンです。

広い!

これまでに比べかなり広くなったので、念願の休憩スペースとしてのカフェスペース、集中ブース、完全男女分割トイレなど、オフィス環境のグレードは2ランクアップという感じです。

天井高

1F、2Fを借りるのですが、天井高が2.5m以上あります。かなり高いです。実は、天井の高さって、仕事環境としては意外に重要なのです。解放感やゆとりは広さだけでなく高さを含めた容積がモノを言うんですよね。

セミナールームもぐっとランクアップ!

オフィスを持つようになってずっと持ち続けているセミナールームですが、モダンにランクアップします。天井高は、お客様も社内カンファレンスも創造性も高めてくれるに違いありません。

株式会社キーワードマーケティングセミナールーム

 

引き続きセミナールームもランクアップして持ちます

 

素敵なウォールアートを描いていただきました

西日なし

オフィスビルの窓面が、南西と北東を向いているので朝は朝日が差し込み爽やか。まったく西日がはいりませんから真夏の暑さからサヨナラできます。

緑や公園の多い環境

オフィスビルの北側と西側が公園なのでとても解放感があります。休憩や気分転換にもグッド。クリエイティブな仕事ができそうです。

5分歩けば隅田川テラスの公園にも行けます。天気の良い日は川沿いでランチもいいですよ。

細長いビルです。緑に囲まれてるのがわかるでしょうか。

築地グルメでランチ

築地グルメも堪能できます。

ランチはお寿司屋さんも安価になったりしますし、インバウンド需要で築地にもたくさんホテルが新設されています。歩いて5分以内にホテルブッフェが1,000円以内で食べれるところが2軒もあります。

ということで、新しい環境でがっちりグレイトな仕事ができるように今年も社員一同がんばります!

新オフィスのこだわりは、こちらの記事に詳しく書いてあります。

キーマケ、オフィス移転しました!会社へのアクセスとオフィスのこだわりをキーマケのおしゃれ担当「なーちゃん」がレポートします! | キーマップ

東銀座オフィスから大きくグレードアップした築地オフィスの内部を、わたしの同期のなーちゃんに案内してもらいました!

2019年の近況報告は、こちらに書きました。

キーマケ “飛躍の年” を一緒に盛り上げてくれるメンバー募集中!

2019年は「飛躍の年」として、さらにアクセルをグッと踏み込んでいきます。インターネット広告に関わったことがあり、Webマーケティングの最前線でさらに活躍したい!という想いをもった方を積極的に採用していきますよ。

私(滝井)と直接面談いただける枠も用意しています。枠数には限りがありますので、少しでも興味がある方はぜひとも下記よりお気軽にご連絡ください。

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参考記事(Special Thanks!)

本記事の執筆には以下のサイトも参考にさせていただきました。

東京23区の人口、密度、高齢化率、地価のランキング – 不動産実務TIPS

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