【九州佐賀支社／デザイナー職】仕事内容や使用しているツール、デザイン制作の流れをご紹介します

九州佐賀支社のナンです。

九州佐賀支社は、Web 広告運用で発生するあらゆるオペレーション業務を担当しています。そのひとつに広告に使用する画像や動画を制作するデザイン業務があります。制作物のクオリティによって広告のパフォーマンスが変わることもあるので、責任とやりがいのある仕事のひとつです。

今回の記事では、デザイン業務の詳しい内容や、使用しているツール、業務の流れをご紹介します。

現在、九州佐賀支社ではデザイナー職の募集をしていますので、どんな仕事かな？と気になっている方はぜひ読んでみてください！

デザイン業務の内容

Google 広告、Yahoo!広告、Facebook 広告といったいろいろな広告配信媒体で使用するクリエイティブを、広告運用担当者の依頼をもとに作成することをメインに、自社オウンドメディア「キーワードマーケティングのブログ」で使用するイメージ画像の作成、社外向けの資料用の添付画像作成、写真撮影など、東京本社から依頼があれば臨機応変に対応しています。

メイン業務

Web 広告バナーデザイン
オウンドメディアのアイキャッチデザインや図説制作
セミナーのアイキャッチデザイン

その他の業務

広告運用担当者へのデザイン関連レクチャー
写真撮影
管理ツール（アドフロー）を使ったクリエイティブ管理

担当者からひとこと

まちこさん: オウンドメディア（ブログ）用画像の制作は、文章に合う画像を考え、ブログページに合うような色を選ぶ必要があります。ひとつのブログ記事内での統一感も必要なので、センスが必要な作業ですが、そこが特に楽しいと感じています！

使用ツール

使用するパソコンは Windows OS で、アプリケーションは基本的に Adobe Creative Cloud を使用します。依頼者から指定があれば Canva など他のツールを使用することもあります。

また、今後は Figma も導入予定があるなど、キーワードマーケティングではよいと判断したツールを積極的に導入しています。デザイン業務に限らず、他の業務で使用するツールも随時アップデートされるため、柔軟に対応していく必要があります。

デザイン業務で使用するツール一覧

Adobe Photoshop
Adobe Illustrator
Adobe XD
Adobe Premiere Pro
Adobe After Effects
Canva
Figma

担当者からひとこと

みやさん: 私は Photoshop を主に使っています。デザイン業務を担当する前はほとんど使ったことがなかったのですが、先輩メンバーに聞いたり自主的に調べたりして使い方を身につけています。最近では Canva も使うようになりました。簡単に操作でき、素材も豊富なのでデザイン初心者でも使いやすいツールだなと感じています！

制作の流れ

デザイン業務のメインである、Web 広告バナー制作の流れをご紹介します。

依頼

Web 広告を運用していると、季節やキャンペーンに合わせた新しい広告や、パフォーマンス改善のための施策で使用する新しい画像や動画などが随時必要になります。東京本社の Web 広告運用担当者は、広告のラフ案（構図や広告文）を考え、実際の制作作業を佐賀支社に依頼します。

依頼は専用フォームを通して行われます。フォームを通すことで、画像サイズ、データ容量上限、納期といった必要な情報が漏れることなく依頼ができます。

受注

依頼内容と依頼者の希望納期を踏まえたうえで受注可能かどうかを判断します。特別なことがない限り、 1 から 3 営業日で納品することが多いです。

フォームから依頼された内容は管理ツールで一元管理しているため、受注漏れや重複依頼などのトラブルも起こりにくいです。

割り振り

デザイン業務を担当しているメンバーは現在 4 名いるので、各自のスケジュールや得意分野に合わせて担当する依頼を割り振ります。

制作

依頼内容を元に画像の制作を開始します。画像に使用する色やフォントが依頼者から指定されている場合もあれば、広告のリンク先の商品ページに雰囲気を合わせて欲しい、やさしいイメージで選んで欲しいという風に、作業者に任せられている場合もあります。

依頼者と制作物のイメージが合っているかを都度確認しつつ作業を進めます。依頼者は同じキーワードマーケティングのメンバーなので、遠慮せずに質問や確認ができ、完成後に依頼者のイメージとまったく違う画像が出来上がってしまうといったことが起こりにくいです。

納品前チェック

上司に制作物をチェックしてもらい、フィードバックがあれば修正をおこないます。

納品

全社共有の Google ドライブにデータをアップロードして納品します。オンライン納品のため、納品後も双方からデータの確認をしやすくて便利です。納品後、依頼者から修正依頼が来れば対応します。

担当者からひとこと

川崎さん

同じ納期で 5 件ほどの依頼が重なることもあるので、制作にあてられる時間を意識しながら業務を行う必要があります。

制作にかけられる時間は 1 から 3 営業日ほどですが、広告画像のクオリティは広告のパフォーマンスにも影響するので、納期に間に合うようにしつつ、細かい部分までチェックしています。自分で考えて作り上げていく部分も多いので、納品物にオーケーをもらえた時はやりがいを感じます！

制作例

実際の依頼内容を元に、画像ができるまでの作業内容を簡単にご紹介します。

依頼内容

「Photoshopの使い方」というブログ記事で使用する架空の広告画像を制作して欲しい、という依頼を受けました。

制作イメージの決定

パロディ広告制作の依頼ですが、納期的に架空の商品やサービスを考えている時間がなかったため、「キーワードマーケティングの求人広告」という設定で広告画像を作ることにしました。

実際の制作に入る前に、ラフ案を描いてイメージを固めます（実際の Web 広告の場合は、依頼者がラフ案まで考えることが多いです）。何回も描き直したり別パターンを描いたりするので、私の場合は鉛筆や消せるボールペンで描いています。

素材探し

今回はお客様の商材の広告画像ではないため、使用する写真素材や広告文の指定がありません。使用する素材は、会社で契約している有料素材サイトで探します。簡単な背景パターンなどは自分で作ることもあります。

制作作業

今回は Photoshop を使用して制作します。キーワードマーケティングのデザインガイドラインに沿ってフォントや色を決定します。

納品

作業が完了したら、上司のチェックを受けてから依頼者に納品します。依頼者から修正依頼があれば対応します。

担当者からひとこと

ナンさん: イメージを固めて、素材を探してみたら理想的なものが見つからなくて時間がかかってしまうこともありますが、欲しい素材を探し出すスキルも経験と共に上がってきたなと感じています。出来上がった画像はブログ記事に掲載されたり、Web 広告としてさまざまな場所で配信されます。自分が作った画像が実際に掲載されているのを見かけたり、何百回もクリックされたというのを広告管理ツールで見たりするとやりがいを感じます！